海に囲まれている島国ニュージーランドの春のお天気は、とても変わりやすいと言えるでしょう。

ある週はとても冷たい南風が南極から吹いてきて霜が降りたかと思えば、翌週は晴れていきなり暑くなったり。。。ちなみに本日の予報では29度に達する見込みです！

今シーズンは今までに21回霜が降りましたが、これは前シーズンの半分の数にあたり、今のところラッキーなことに、ぶどうの木は霜のダメージを受けずに順調に育っています。

ピノノワールやシャルドネのような早い品種は新梢がよく育っていて、すでに花穂が付き始めました。

花穂は成長し、11月から12月に開花します。

ぶどうの花は、自家受粉と言って、ミツバチの力などを借りずに風で受粉します。受粉が成功するか、ひいてはどのくらい結実するかはすべてお天気次第ということになるのです。