ホークスベイに春がやって来ました。新しい2020年ヴィンテージも、もうすっかり準備が整っています。比較的ドライで暖かい日が続いていて、春の初めとしては素晴らしい滑り出しとなっています。

ピノノアールの芽	早くも葉が出てきたシャルドネ

それぞれの品種のぶどうの木は先を争う様に芽吹いていますが、中でもシャルドネはいち早く葉が出てきています。

オーガニックの堆肥が毛布のように根元を優しく包み込む

オーガニックの堆肥をぶどうの木の足元に広げることで、木を健康に保ちます。健康な土が、健康な木を作るのです。また、冬の間は、ぶどう畑に羊を放牧します。羊たちが草を食べ、その糞がオーガニックの肥料となるのです。

トラクターを使って耕す	剪定した蔦をくだいてマルチとして敷き詰める

雑草は放っておくと水と栄養を奪ってしまうので、オーガニックぶどう園では耕して雑草の根を切ります。その上に、剪定した蔦を砕いたマルチを敷き詰めることで、雑草をコントロールします。