ニュージーランドではこの時期あちらこちらで子羊をみかけることができます。
羊は年に一度、品種にもよりますが、冬から冬の終わりにかけて出産します。
一度に1匹から2匹ほど産みます。

羊を総まとめにして英語ではおなじみ「SHEEP」ですが、
食用として区別する場合は、
生後1年未満を「LAMB」ラム
1歳以上3歳までの羊は「Hogget」ホゲット
3歳以上になると「Mutton」マトン
と呼ばれ、年齢が上がるにつれて肉が硬くなります。
値段はラム肉が一番高く、最高級品は海外へ輸出されます。
マトン肉はお求め安い値段ですが、肉が硬いので
シチューやキャセロールなど煮込み料理として使われます。
ところでこの羊、最近ニュージーランドのブドウ園で活躍しているのです。

ブドウ園での主な作業の中に草刈があります。
夏の間の雑草の生長は著しく、数週間に一度は草刈機を走らせなくてはいけません。
この、手間がかかる仕事を羊にしてもらうのです。
羊を使えばガソリンを消費する草刈機より環境にもよいですし24時間働いてくれます。
羊を常時飼っていなくても、必要なときに頼めば
羊飼いから羊を借りることもできます。
近所の某ブドウ園では羊飼いがわざわざお金を出してまで
「羊をブドウ園に放させて欲しいとい」といってきたと聞きました。
夏の日照りやに冬の大雨で農場の草が十分に育たないことがあると
家畜は生きて行けません。そこで羊飼いたちは水はけのよいブドウ園に
生えている栄養たっぷりの草を食べさせ丸々とさせておいてから
1歳になるまでに競売にかけるのです。
しかしながら弊害もあります。羊は雑草ばかりを選びません。
大切なブドウの樹も若木でしたらぺろりと食べてしまいます。
特にブドウの枝を低めに剪定しているところは、羊の草刈樹は向きません。
草だけを食べてくれる羊はいないのでしょうか?












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